第03話

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とある住宅街にある広場、そこでは特務六課のメンバーである三人が以前訓練所に襲撃をした犯人と激戦を繰り広げていた。 「はぁ!!」 桃色の長髪をポニーテールで束ね騎士服に身を包んだ女性「シグナム」は片刃の刀身を持つ長剣『レヴティン』で切り掛かる。 だが黒いコートを羽織った人物は右手に持つ漆黒の外観に鍵を思わせる外観を持つ長剣『キーブレード<過ぎ去りし思い出>』で防ぐ。 「っなぁ!」 「弱いね」 驚愕の表情をするシグナムに毒口を吐きキーブレードを切り上げ腹を蹴飛ばす。 「がはぁ!」 「シグナム!!「よそ見をして良いのかね?」ぐはぁ!!」 シグナムの仲間である赤毛のアン……じゃなかった赤毛の真紅のドレスを着た少女「ヴィータ」は背後を取られ回し蹴りを脇腹に叩き込まれ蹴飛ばされ轟音と土煙と共にビル壁に減り込んだ。 それを見届けたコートの人物は金髪の黒い衣服に身を包んだ女性「フェイト・T・ハラオウン」と向き合いキーブレードの剣先を向ける。 「後は君だけだよ」 剣先を向けられフェイトも所々切り傷があり肩で息をしていた。 「いやはや、特務六課の実力はどれ程の物かと思えば、期待外れの様だね」 やれやれと呟きながら両手を横に広げ参ったねのポーズをするとフェイトはキッと睨み付ける。 「黙れっ!!」 「もう終わりにしよう」
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