第03話

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『今のお前に必要なのは仲間だ、あった方が良いぜ』 いつも言ってたなあの人、仲間ね、一人は確かに気楽だよ。でもそれは周りが常に賑やかだからだ。 早い時期に孤独を味わえば一人になるのが怖くなる、それは当たり前だ。 孤独の気持ちは分かる、俺もライダーバトルで嫌と言う程味わったからな。 「なら家事手伝って貰うよ」 「構いませんよ」 「料理出来る?」 「出来ます」 「風呂無いから銭湯通いだよ」 「歓迎です」 「洗濯物一緒に洗うよ」 「大丈夫です」 「なら……下手したら俺のサポートしたり一緒に戦うはめになるよ」 「大丈夫です、チート能力貰いましたから」 なら良いや、ここまで言って引かないって事は本気だな。 「だったら後で足りない物買いに行かないとね」 ふっと笑みを浮かべると結はぱぁっと顔を明るくした。 「はい!よろしく「敬語崩して良いよ、歳は一つしか変わらないから」私これが素なんです」 「そうなんだ、じゃ早速だけど後片付け手伝ってくれる?」 「はい!」 うん良い返事だ!お陰で皿洗い楽になりました。 「じゃ早速買い物行かないと(ヒイィィィン、ヒイィィィン!)ゴメン留守番頼める?」 「どうかしたんですか?」 「招かざる客の討伐」 羽織っていたパーカーからカードデッキを取り出し見せると結は心配そうな顔になった。
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