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「平気さ、今までずっと戦ってたから」
「私もチート能力貰ったから一緒に行きます!」
「嫌危ないから」
「でも」
「危ないから」
威圧感を込めて両肩に手を置き説得すると結はぞっとしたが頭を撫でる。
「俺もさ、デッキ得た時は進んで危険に突っ込んだら酷い目にあったから……」
「そうなんですか……」
「そうなんです、だから留守番お願いね」
「あ、はい」
「寛いでて良いから、後夕飯の買い出し行くから希望ある?」
「カレーライスっ!!」
原作通りですね、留守番をチート女主人公に任せてライドベンダーで現場へ直行。
たどり着いたのは土管が並ぶ空き地、でも来る必要がなかったな、だって一夏達がメガロと戦ってんだもん。
物陰から隠れてそれを観察してるんだが俺の出番はなさそうだ。
夕飯の買い出しに行こうとその場を立ち去ろうとくるりと後ろを振り向いた。
『グルルル……』
学ランを着た虎がいました。
大きさは人間より二倍位で唸り声を上げて襲い掛かる気満々だ。
「やるしかないよな……」
でもこいつは絶対パワー型だな、しかも原作には出てないから強さは未知数だ。
余談だが俺には全てのガンダムライダーの変身能力が宿っている、俺の師匠達がくれたんだ。
と言ってもくれたのは旅立つ直前でライダーの事は一部しか知らないんだ。
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