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そしてじいちゃんと過ごす最後の日。
その日は雨で、
かなり寒かった。
その日、どうしてもドラゴンボール
のCDがほしかった俺は
親に必死に頼み込み
連れていってもらうことにした。
ちょうど皆、
いとことかも集まっていて
ばあちゃんちには沢山の人が来ていた。
そして親がじいちゃんに
『お父さん、ちょっと行ってきますね』
と言い部屋を出た。
俺もその後をついていこうとし
扉を開けた
そしてふと、じいちゃんの方を向くと
めったに目をあけなかった
じいちゃんが
悲しそうに俺の顔を見ていた。
どしたんやろ?珍しいなっと
思い、
行ってきますって言い部屋を出た。
今になって思うのが
あれはじいちゃんが最後に
さようならって意味かなって
思う。あの顔だけは未だに忘れられない。
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