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「うわっ!」
俺がビックリしてそちらを見ると何人かの人間がたっていた。
いや、人間には似ても似つかないものが数匹立っていた。
アニメなどでよく見る狼男というヤツだろう、鋭い爪や牙を持ち、毛深い体をしていた。
真ん中のやつが彼女を見て唸り声をあげた。
「いい格好じゃないか。孤独の女神と言われたお前が男にうつつを抜かすとはなぁ…」
「…」
俺はムッとした。
こんな小さい子にそんなことをいうこいつらに腹が立った。
「おいあんたら━━」
しかし次の瞬間やつらの一人の鋭い爪が俺の体を貫いていた。
「グハ!」
俺は大量の血を吐いた。
「おい兄ちゃん、口には気を付け…」
そう言った俺の体を貫いたやつは次の瞬間には首から上が存在してなかった。
ふと側を見ると、少女が立っていた。
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