悲しい人狼

3/14
前へ
/57ページ
次へ
「眠ったみたいだな。」 何者かの声が聞こえた。 振り向くとそこにさっきの狼がたっていた。 毛の色が違うことを見るとリーダーなのだろう。 「さっき一緒にこなかったってことはよっぽど臆病なリーダーなんだな。」 俺がそう言うと 「何言ってんだお前。俺はこうやってお前一人になるのを待ってたんだよ。そいつは一度力を使うと五時間は眠る。」 俺はそこまで言われてやっと気がついた。 「まさかあいつらは…」 「あぁ…捨てゴマだ。」 「!」
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加