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しばらく歩いてやっとばあちゃんの家に着いた。
本当はすぐそこなのだが。まぁそこは俺。三回くらい坂を行ったり来たりした。
「とりあえず風呂に入りたいな。」
汗だくで髪が顔にへばりつく。 気持ち悪。
「ただいまー」
軽くそう言うと廊下の向こうから背の小さいおばあちゃんがきた。
「おや。散歩は楽しかったかい?お帰りなさい。暑かった?風呂ならわいてるからねぇ。」
そう言い終わると晩御飯のしたくでもしているのだろう。忙しそうに小走りで消えていった。
「さて、わいてるんだし。入るかな」
俺は風呂場に向かった。
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