Chapter2

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  『初めまして、信和テレビのディレクターをしています、春日井響子と申します。私達の番組へご出演頂けることに、感謝しております』 いいえ、私のことを全てさらしてしまいたい、と思っていたところだったから、ちょうど良かったのよ。 春日井さんって、まだ20代でしょう? 若いのに、ディレクターだなんて……努力されたのね。 『いえ、私なんてたいしたことありません。山咲さんは13歳の頃から、芸能活動をされていてスゴイと思うし、素敵です!』 (微笑) そんな風に言ってもらえて、光栄だわ。 春日井さんが、ディレクターさんで良かった。 ねぇ、“響子ちゃん”って呼んでもいい? 私のことも結愛でいいからね。 『良いんですか!?スゴく嬉しいです!私……山咲さんの……結愛さんの大ファンで、今回のインタビューは是非、私にやらせて欲しい!ってプロデューサーに頼み込んだんです』  
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