生い立ち

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心には大きな穴が空いていて、それを埋める『愛』を与えてくれるのは「親」か「異性」だ。ゆりはそう考えていた。だから寂しさを紛らわすために男に走った。恋人が居るだけで自分の居場所ができた気がした。『生きていてもいい』と神様にでも言われているような気になれた。
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