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「零!
起きなさい!!!」
「ん…ふわぁ～」
目をこすってよく見ると母さんだ
なんか起こされたみたい
「どうしたの母さん??」
「どうしたのって…
零に迎えがきてるわよ」
「あ!!!」
すっかり忘れてたけど今日入試だった!!!
着替えて自分の部屋は2階にあるからすぐに下に降りた
すると下で父さんと母さんが待っていた
「頑張ってきなさいよ!」
「零!
これ持ってけ!!!」
差し出されたものをよく見る
…ネックレス??
なんでこんなものを??
「何これ??」
「まぁお守りかな
必ずお前を助けてくれるはずだ
あとはこの手紙…和国(ﾜｸﾆ)ってやつに渡してくれ」
「わかった
和国さんって知り合い??」
「まぁな」
そういって渡されたネックレスを首から下げた
黒い十字架のネックレス
なんかとてもきれい…
って見惚れてないで早くいかないとな
「いってきます!!!」
そういって元気に扉を開けた
…は??
目の前には空から降りてきている梯子が…
「なにこれ!?」
「零!!!
それにしっかりつかまるのよ」
母さんに言われたままに梯子を持つと
父さんと母さんが笑顔で見送ってくれた
そのまま僕はヘリコプターに乗せられた
一体僕はどこに行くんだろう…
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