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君たちの声には
もう うんざりだよ
傷つける声
孤独を煽る声
そんなの
もう聞きたくないんだよ
僕は機械が奏でる音(こえ)を
それだけを聞いていく
機械の音は僕に優しい
癒してくれる
僕が欲しい音を
選んで聞ける
だけど…
それじゃ駄目なんだよ！
傷つかないけど
どんどん孤独になってく
満たされないんだよ
………「ハックション」
ふいに聞こえた大きなクシャミ
孤独の壁を突き破る
どこからともなく
聞こえた そのクシャミ
傷付くかもしれない
余計に孤独を感じるかもしれない
そんな人の生の声(音)が…
そんな人の生の声で…
そんな人の生の声を…
僕は…
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