夏休み

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目が覚めたのは朝10時ぐらい デブの先輩は起きていた。 「先輩、地元の駅まで送ってください」 お決まりの作り笑顔で頼む。 「あっうぅん、わかった。」 車に乗ると、先輩は 荒い運転で車を走らせる。 こいつただのカッコつけじゃん。 まじ調子乗んなって。 どんだけ自慢話しを 聞いただろう。 全部適当に返事したから 全く覚えてないや。 駅に着き、お礼を言い 友達のさなの家に行った。 さなは昔からの友達で、 美由のこと良く知ってるし 美由の唯一の理解者。 だから何でも話せた。
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