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暇を持て余していると
いきなり携帯が鳴った。
ブログのメールBOXからだ。
送信者:りゅう
内容:いきなりだけど今日呑み来れない!?
りゅう?
りゅうってあいつだよね?
元カレ。
あの時のことを思い出す…
布団で寝てる美由の上に
りゅうがいきなり乗ってきて
キスをしてきた。
「嫌…っ」
そのまま性行為をしようとする。
「好きじゃないんならしないで!!」
美由は、りゅうを突き放した。
だって、最近りゅうさ
美由に対して気持ちないじゃん。
「はぁ…」
溜め息を着き、
ヤるのを辞めたかと思うと
美由に背中を向けたまま寝転び
携帯をいじり始める。
何で、好きの一言も言わないの?
前はあんなに言ってたのに…
やっぱり美由のこと
冷めてるんだよね?
りゅうを、寂しそうな目で
見つめる美由。
そのとき、たまたま
携帯の画面が見えた。
女のブログ。
かなり胸が痛む。
「ねぇ、りゅう?」
「ん?」
「美由のこと嫌い?」
「…分かんない。」
そのまま無言が続いた。
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