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家の前で待ってると
黒い車が美由の前で止まった。
え、りゅうてこんな車だった?
すると助手席の窓が開き、
中から知らない若い男の人が
美由を見た。
「美由ちゃんだよね?」
ニコッと笑う男の人。
「…はい、ですけど」
「じゃ乗って乗って~」
言われるままに後部座席に乗る。
車には、助手席の人の他に
ぽっちゃりで長髪の
運転手が乗っていた。
2人共黒髪で、
真面目にしか見えない。
で、りゅうは?
もしかしてハメられた?
それともただの迎え?
それか…人違い…
ヤバいな…生まれて初めて
こんな失敗した。
一人心の中で焦っていた。
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