7人が本棚に入れています
本棚に追加
着いた先は公園だった。
家じゃないんだ…
またガッカリさせられた。
夏でも、夜は少し肌寒い。
とりあえず、段差に座った。
向かい側に勇一、
少し距離を置いた隣に
りゅうが座った。
そして2人共呑み始めた。
さっきから勇一からの
視線を感じる。
チラチラと美由の
足元付近を見てニヤニヤ。
美由はスカートを履いてたから
きっと覗こうとしてるんだろう。
いや、まじでキモいから。
美由はなるだけ勇一から
見えないようにした。
「あれ?美由呑まないの?」
りゅうが酎ハイを手渡す。
「美由お酒弱いから」
「気にすんなって」
美由もりゅうの
リードのおかげでだいぶ
馴染んでいった。
最初のコメントを投稿しよう!