過ち

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着いた先は公園だった。 家じゃないんだ… またガッカリさせられた。 夏でも、夜は少し肌寒い。 とりあえず、段差に座った。 向かい側に勇一、 少し距離を置いた隣に りゅうが座った。 そして2人共呑み始めた。 さっきから勇一からの 視線を感じる。 チラチラと美由の 足元付近を見てニヤニヤ。 美由はスカートを履いてたから きっと覗こうとしてるんだろう。 いや、まじでキモいから。 美由はなるだけ勇一から 見えないようにした。 「あれ?美由呑まないの?」 りゅうが酎ハイを手渡す。 「美由お酒弱いから」 「気にすんなって」 美由もりゅうの リードのおかげでだいぶ 馴染んでいった。
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