軽蔑

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朝、9時頃目を覚まし 勇一を起こした。 「美由ちゃんおはよう」 「うん、おはよ」 今日はデート。 まじデートって響きも嫌。 こいつが相手なのも嫌。 支度を済ませ、出かけた。 最初に来たのは服屋さん。 「あっかわいいっ」 美由は遠回しに、 買ってもらうのが主義。 「ほんとだ」 あまり興味を持たない。 「美由これほしいっ」 目を輝かせてみた。 「買えば?」 「お金無いからいいや…」 ほんとこいつムカつく。 普通デートならさ、 女がほしいもん 買ってやるじゃん? 他の店でもやはり 買ってくれなくて、 ご飯も自腹。 美由、ただ損しただけじゃん。
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