どうも、超能力研究同好会です。

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そして最後に、この同好会の副会長、それが僕、 『真凪 真(マナギ シン)』だ。 僕は彼らみたいに何故か○○があるとかいうことはない、通常通りに教室を使用している。 ……いや、僕の周りに散らばっているガラクタは気にしないでくれ。片付けてただけだから。 「樫本、ペンタゴンにボーイングが追突したとき出てきた小さな謎の円盤があるよね? あれ、何の部品って言われてたっけ?」 「……無人偵察機グローバルホーク」 数秒ののちに一瞬で答えを返した樫本に、大地は礼を言って再びパソコンに向かう。 これが、最後の謎。 全員が超微妙能力者なのである。ちなみにこれのネーミングは部長の紅だ。 先ほどみせた樫本の瞬答、あれは、樫本の能力。 『丸暗記読書』だ。ちなみにこれも部長命名。 読んだ本の中身を永遠と覚えていられて、すぐに記憶から引っ張り出せる。 しかし、本以外の活字は覚えていられない。
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