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学園に通う大企業の息子達を守るため、山奥に立てられ外界から隔離されているせいで、我が校には身近な男を恋愛対象とする生徒は多いと聞く。
俺は別に誰が誰を好きになろうとも自由だと思う。
ただし、俺が巻き込まれなければの話だ。
幼なじみの楓は、学園の悪習に染まってしまったばかりか、なんの冗談か俺の事が好きだと言う。
事あるごとに親衛隊以上に俺を褒めたたえ、好きだ好きだと言ってくる。
成績優秀で学園のアイドルの副会長がやる事ではない。
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