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朝、遅刻ギリギリに教室に滑り込み。
休み時間は割りと仲の良い友達とおしゃべり。
授業中は寝てるかサボり。
そして、放課後…
私はいつものように旧校舎の使われていない空き教室に来ていた。
「私が一番……か」
いつものように、教室のドアをあけるとそこには誰一人いない。
つまり、私が一番乗りというわけになる。
私はそう呟くといつものように窓側にある机に座りもたれかかった。
カチカチカチカチ
私はポケットから携帯を取り出すと、カチカチと弄りだす。
……あ、メールと着信。
確認してみると、よく見る名前。
その名前は一応の私の彼氏。
……後で連絡すればいっか。面倒だけど。
私はふぅとため息をつくと、携帯を閉じた。
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