翔太編

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「夏紀さんって… やっぱりクールですよね♪」 彼の目はキラキラ輝いている。 なぜかクールだと思われているらしい。 悪い気はしない。 「でもまさか夏紀さんが授業 サボって寝てたなんて… 意外でした」 そうだった…。 授業サボって寝ているところを 見られてしまった。 もしイビキでもかいていたなら… 噂になったら大変だ。 「大丈夫ですよ、 誰にも言いませんからっ♪ 僕だけの秘密❤」 彼に弱みを握られた気分だ…。 しかし彼とは少し秘密な関係に なった気がする。 「また、明日も来て下さいね…。 じゃあね夏紀さん❤」 彼はそう告げると、ニコニコ しながら教室に戻っていった。
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