翔太編

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「夏紀さん…可愛い❤」 あまりにも不意打ちすぎる言葉に 少し顔が熱くなった。 彼は余計嬉しそうだ。 「夏紀さんのこともっと よく知りたいです。 もう全部知りたいです!!♪」 どうやら興味をもたれているらしい。 ほんの少し気になる存在になれた気がした。 「も、もしよかったらその… あ、いやなんでもないですッ」 彼は先ほどより落ち着きがなく慌ただしい。 なんだろう? 気になるが、自分から 聞き返すのはやめておこう。 「あ、それじゃあ明日も ここで待ってますね♪ 夏紀さん、また明日!!」 そういうと彼は教室に戻っていった。
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