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「ここが地球か」
ことごとく、侵略に失敗してきた忌まわしきこの惑星。
この地球という惑星には、恐るべき生物たちが存在していた。
しかし、その生物たちは、もういない。
ならば侵略はたやすいはずだ。
「人間は我々が生きていくために必要なミトコンドリアを備えもっている」
「滅ぼしてはならない。あくまで管理するのだ」
「抵抗してくる者たちはどうする?」
「我々の圧倒的な力を見せつけてやればいいだけだ」
その日。
空に巨大な怪異が出現した。
人間たちは絶望する。
その恐るべき存在に。
成す術なく、ただ、恐怖に震えるだけであった。
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