もう一人の一番

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この高校に入学できただけでも 「またサッカーができる!!」 と喜んでいた俺だったが、更に特待生になれるなんて・・・ まさしく『棚から牡丹餅』!! だけど、なんか怪しいんだよな・・・ なんて思っていると 「それで、特待生になってもらえるかな?」 副校長が、返事の催促をしてきたから 「あ、はい!よ、喜んで!」 俺は勢い良く自分の首を上下に振った すると先生は 「それはよかった!いやー安心したよ、だけど特待生になるからには、いくつか条件があるんだ。大丈夫かい?」 「はい!僕のできることなら」 「そうかい、それは頼もしい! その条件と言うのはこれなんだが・・・」 俺の目の前に一枚の紙を差し出した
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