私と妖精

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それからお母さんと写真を撮って、一緒に出掛けて、学校への道のりをもう一度歩んだ。 やり残しはきっともう無いはず。その夜私は夜空を見ながら今まで体験したり学んだりした人間について辿っていった… 星の妖精が笑いかけてくる。そして私に流れ星を見せてくれた…思い出と共に。 巡る。星と共に私の記憶が巡っていく。僅かに自分の前世を見た。 私は涙をこぼしてそれをただ見ていることしかできなかった。 大丈夫。同じ世界に大切な人たちは住んでいる。ならそれだけで私には十分だ。 時は止まるはずもなく朝日が昇ってきた。
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