一時間目「近代歴史」

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ラーン「ここからまた2015年に総理大臣が代わる。 今の前総理だ。」 ジャック「それと、2017年までには世界の首席が全員代わっているんだよね。」 タク「え?そうだったの?」 ラーン「表向きで見れば単に任期の経過だが。 一部は若干ファントミウムが絡んでいる。」 タク「え?ファントミウムが発見されたのは2020年じゃないの?」 ジャック「それは公式に決定し、さらに名前が命名された年だよ。 ファントミウム自体は2013年頃に発見されていた」 ラーン「それが後々に問題を起こして行くんだが・・・・その前にこの期間に問題視されている現象があった。」 タク「問題視?」 ラーン「では、問題視されていた現象とは何か?」 タク「あ・・・・え・・・・か、カオスがデパートの襲撃を・・・」 ジャック「それは僕らの今生きている時間の出来事だろう・・・」 タク「負けました」 ラーン「正解は、薬物乱用者を含む犯罪の増加だ。 難民国であると犯罪が増加し、先進国になると薬物乱用者が増えていくようになった。 これは20世紀の4倍の数になっていて、現在進行形で続いている。」 タク「どうして犯罪が増えているの?」 ラーン「第一にインターネット、及び技術の発達で、薬物購入が容易になってしまったことだ。 そして第二に経済回復の気配が全くなく、難民の人達は窃盗や誘拐をしないと暮らしていけなくなってしまった点にある」 ジャック「捕捉いい?」 ラーン「もちろん」 ジャック「アメリカ等の先進国では若者の精神弱体化に加え、例の薬物乱用でジャンキーになった人達の犯罪も多くなっていて、これも少なからず犯罪増加のグラフに影響しているよ」 タク「なるほどなるほど」 ラーン「まあ、思えばこの頃から世界はカオスが来るまでもなく崩壊していたのかもしれないな」
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