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「警部。死因は象に踏まれた、いや象なんかじゃない…もっと巨大な者に踏まれた様にも見えます。また…怪事件ですね…。」
「そうか……。」
若い一人の警官が年頃は40代見るからに小太りで背丈は160㎝程度、黒縁眼鏡を掛け顎髭を伸ばしたベテラン風の警部補、土橋一に事件の説明を伝えていた。するとまた別の警官が駆け足で土橋に近付き、口を開いた。
「警部!此方は鈍器で殴られた跡がありますっ!しかもこちらも同じ様に巨大な殴られた跡…。」
説明を聞いていた土橋は、落ち着いた様子で顎に手を当てて、ゆっくりと話した。
「この事件は、悔しいがわし等では何ともならん…。待つしかない、犯人が自首するのをな。アイツ等に任せまるしか他に頼りはない…。」
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