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「貴方は本当に馬鹿でどうしようも無いお方ですね。世間にこの力は好評されておりません。分かる筈がないでしょう。脳内調べてみてはどうですか?脳が無いかも知れませんね…本当に脳が無ければ貴方は新人類ですよ」
応接室の扉をガチャリと開ければ、酷くトーコを罵倒しつつも机に珈琲を起き、トーコの隣に立つ。しかも馬鹿にした様な目で。
この女性は何でも屋ラグワゴンの、情報収集兼秘書、虎緒ソルル。秘書の様にスーツを着こなし、眼鏡を掛け、髪留めで襟足をくくっている。首筋に痣があり、顔立ちは凛々しく美しい。
「ああん?何だと、この野郎ぉおお!言い過ぎだろうが!!このちっぱい野郎!俺はなぁ、爆弾みたいにデカいぱいおつが好きなんだよぉ!喧嘩売ってるなら勝手やろぉじゃねぇか!」
「ちっぱいでも愛して下さる方は世界中に何億と居ます。喧嘩なんてはしたない事は致しません。貴方は私に永遠に罵倒されて下さい。」
ソルルの罵倒により、一気に沸点が湧いたのかトーコは立ち上がり、怒鳴り声を上げながら、ソルルにメンチを切るかの様に睨みつければ、それに対しソルルは冷徹な目でトーコを見ていて。
すると室内にはピーンポーンピーンポーンと何度も何度もインターホンを鳴らした音が室内に響き渡っていた。
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