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恋愛とはほぼ無縁。
ごく普通の高校生。
誰に似てる?って聞いても分からないと話を置かれる。
そーですよ。
どーせパッとしない顔…
「おはよう詩織」
「っはよー麗菜」
カサッ…
「ん?」
「詩織どうかした?」
「机の中になんか手紙が…」
机から出てきたのは一枚の紙切れ。
『ずっと前から好きでした。
付き合ってください。
3-A寺島直輝』
え?
これは何?
私の頭は真っ白になった。
「すごいよ詩織!これラブレターじゃん!!」
「…う…うそ…」
私は黙り込んだ。
状況が掴めなかった。
その理由はもちろん、人生初のラブレターだったからであった…―
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