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駄馬は第二にトビウオと友になろうとした。自分と同じく翼のない彼らならば我が夢と同調するやもしれぬとの思いからだった。 駄馬は崖に立つと、体からしたたる黒い血を海へ垂らした。粘っこくてどろどろした血だった。トビウオたちはその異様なにおいのもとを辿ってすぐに姿を現した。彼らはみんな怒っていた。
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