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俺はここまでの経路を簡単に話した 公園を通りすぎようとしたとき 猫を追いかけ襲われている彼を見つけ男を追い払い この状態に… 「そうだったのか…」 來斗が目を伏せる…來斗が目を伏せる時は大抵苛ついている時だ 「急にごめん…無理矢理猫を押し付けて…」 俺が謝ると來斗はクスッと笑った 「いや、時雨は正しかったよ。俺も猫を見捨てたりなんて出来ないからな、それに怪我の動物をなおすのが獣医の仕事だろ?」 「そうだな…」 俺が小さく微笑むと來斗も笑いお互い久しぶりに沢山話したなと思った お互い仕事が忙しく最近はぷっつり連絡が途絶えていた 「そーいえは時雨は社長だったよなぁ」 「あぁ」 「美人の秘書とかついてんの?」 「変態…」
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