《第壱章》

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「だ、大丈夫です。皆さんの役に立ちたいんで。」 私がそう言うと、土方さんは呆れたように苦笑いし、「怪我しても知らねぇからな。」と言ってくれた。 現場に着くと、血の匂いが鼻を突いた。 「うっ、・・・!!きゃ!」 足に何かが当たったので、見てみると、血まみれで倒れている浪士が居た。 原「大丈夫か?千鶴。」 藤「やっぱり向こうで居るか?」 「ううん、大丈夫。」 原田さんと平助君は顔を見合わせて苦笑いをした。
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