《第零章》

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「ぐっ!・・・・・・・・・くくくくくっ!血ぃ~!」 「っ!ぁ・・・」 肩からは血が大量に出ている。 「チッ、誰かに斬られたか・・・」 ほっとけば直ぐにふさがる筈だが・・・ 「ぎゃははははは!」 !!!斬られる!! 思わず目を固く閉じた。 ・・・?どうしたんだ? 「ぎゃぁぁぁ!!」 「ま~た失敗か~」 陽気な声が聞こえた。 「そんなこと言ってねぇでさっさと処理しろ、平助。」 「副長、こいつらはどうしますか?」 話声が聞こえる。 「!皆さん!こっちに人が!・・・大丈夫ですか?」 ・・・女・・・? 「大丈夫か?・・・こいつは!?」 ああ、もうだめだ・・・意識が朦朧として来た・・・ そこから私の記憶は途切れた。
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