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「……
ん…?ここは…」
俺が目を覚ました時には
なぜか来たことない部屋だった…
俺生きてるのか…?
そして大量に出血していた額もなぜか大きな絆創膏で守られていた
ここはいったい
誰が俺を助けてくれたの…
ーすると向こうから女の子の声がー
「よかった…目覚ましたのね…」
「…俺を救ってくれたのは…君?」
「救ったかは解らないけど…大量出血してたし
こんな真冬に外で倒れていたら誰でもびっくりするわ…
とりあえずなまえだけ言っておくね…私の名前は春菜…あなたは…?」
笑顔で微笑んで優しく語り掛けてくれた
「俺は…ヴェン…本当はもうちょっと長いんだけど…」
「そうちょっと変わった名前ね、まあいいわ
ヴェン…今日は寒いだろうから泊まっていきなよ
なにかあったんでしょ?家族と…そんな傷つけたんだから…
ゆっくりしていって」
微笑んでくれる彼女
助けてもらった挙げ句
こんな優しくしてくれるなんて…
でも大人っぽいよな
言葉が
背俺より小さいのに凄く根はしっかりしてる…
かんじだな
本当にいいのかな…
ここにいて…
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