兄弟として…

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ほら… 胸が痛いって騒いでるよ… お前がわるいんだぞ、ソラ… 全く… 涙が溢れてきたよ… もう…限界だよ… …ソラ… ヴェン「……ソラ…しばらく俺の胸で寝てろ…」←そういって抱き締めるヴェン… ソラ「………… わかったよ… もう…黙る…」 泣き止むまで ずっといていいよ… ソラ… 許してやるよ… 今だけはな… ソラという 兄の存在の暖かさを知った… 初めての 兄の優しさを知った瞬間だった 俺は… こいつになんだかんだ言って 守られていたんだ… そう感じたような気がした ヴェン「…ソラ… ありがとうな… 元気にするんだぞ…」 ソラ「…………」 うんとも頷かないソラ… 本当に寝てしまったよう… 疲れていたんだな… 本当に… わかってやればよかったな… 本当に 俺は隣にソラを寝せて 看護婦さんに 食べ終わった食器を渡した 「…あごめんなさいね なんか遅くなってしまって…」 ヴェン「…いえ… (ソラを見ながら) ちょうど来客も来ましたしね…」 「…そうでしたか… じゃこちら預かりますね…」 ヴェン「はいごちそうさまでした…」
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