15人が本棚に入れています
本棚に追加
「なにをしてきたの?そんな傷つけて…」
春菜は俺にそういう
「喧嘩した…」
納得するように頷く彼女…
「私もあったわ…
だから出てきたんだけどね…」
「え?一人暮らしなの…?」
「…えぇ…
一人暮らしじゃなかったら
連れてこれない…
あの家人連れてくるの禁止だから…」
この人も
あまり…俺と変わらないのか…
家族が嫌い…
「…おかげで案外自由になったわ、仕事はいつも怒られてばっかりだけどね、」
仕事?
じゃ俺より年上だ…
俺は学生だ
高校二年の…
っていうことは…
ちょっと聞いてみる必要がある…
「え?俺よりそしたら年上だよな?仕事してるっていうことは…」
「私21、
学生だよね?」
「うん高校二年…」
「…そう
でも私学生うらやましい
戻りたいくらいだわ…」
うらやましいか…
つまらなくて
嫌なとこだ…
「どうぞ、食べて
私もこれから夕飯だから、一瞬に食べよう?
大丈夫?体…」
「…うん…大丈夫、ありがとう…」
最初のコメントを投稿しよう!