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「サヤー?起きてるか?」
ウトウトしてたとき…やっと愛しい、あの声が聞こえた。
“ 先生の声 ”
「もうっ、遅いよぉ! 寝ちゃいそうだったじゃん」
わざとらしく頬を吹くらませそっぽを向いた。
実は会えてめちゃくちゃ嬉しいなんて…口が裂けても言ってやんないんだからっ 。
「ごめんごめんって、ほら!サヤの好きなアイスいっぱい買ってきたから…
これ食って機嫌治せよ ? …な?」
そうゆってサヤの頭を、サヤが大好きな大きな手で撫でてくれる。
サヤはこれが最高に幸せ 。
「先生、ずるいよぉ。。。っ」
「おっ、機嫌治ったな!良かった良かった!」
そのくしゃくしゃの笑顔も…
先生の大好きなとこの一つ。
「って2人のときは先生禁止って言っただろー?
“ なお ”って呼びなさい。 」
「だ、だって・・・・・」
「ほら、いってみて…」
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