日常化した朝

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「ん゙んっ…ぅ」 窓からの光が眩しくて、 モゾモゾと布団に潜り込む。 そういえば 今日は集まるって言ってたっけ… でも眠いんだぁ… 「奏くん」 ……んっ? 心地良い低音ボイス おいらの大好きな…声 「んふっ…おはよぅ~…」 「おはよう」 優しく頭を撫でられて… 気持ち良い。 「朝ごはん出来たよ」 「んぅっ……起こして…」 「しょうがないなぁ」 耿くんは絶対に拒んだりしない。 いっつも皆に優しいから… ちょっと…妬けちゃう 「寒ぃ…」 ぶるって震えたら 肩に掛かったカーディガン。 「真冬に半袖で寝てるからだよ」 耿くんは眉を垂れさせて 困ったように笑ってた。 .
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