001,ドロップガール

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さて、突然ですが読者様に私である祢馬千緒から問題です! 頂上付近まで見事木登り成功の私が見下ろしてました。 すると、ひよっこな男の子達は何も言えずに口を開けて見上げてました。 呆然と見上げる表情に、女である私が登りきったことで何も言えないのでしょうね愉快愉快。 と、思ってたのですがこの後に私が落ちる最中にあることに気づきました。 男の子達は、私の木登りスキルに呆然としていないのです。 さて、男の子達は何に呆然としていたのでしょうか? 問題の意味が分からない? ご冗談を、作者はあなた読者様の読解力に期待してるわよ。 話を戻すね。 「あはは、なんだ楽勝じゃん!ねえ、ここまでおいでよ景色が良いわよ」 ご満悦な私は饒舌になっていた。 「うーん確かに怖いけど、慣れたら簡単よ。まず、木に向かっ……」 『ブチッ!』 「てジャンプ……ん?ブチ?」 枝が、私の体重に耐え切れずに折れてしまったのだ。 つまり、ここからオチる。
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