魔法世界-アスガルド-

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同時刻、燕と結音はとある山頂にいた。 「ちょっと燕!ここどこなのよ!」 「俺が知るか、とりあえず歩け」 「さっきからそればっかりじゃない!もう疲れたわよ!」 そう、彼らも柚希達同様に、光の渦に飲み込まれアスガルドに飛ばされていた。 「ちょっと休憩いれない?」 「少し休憩いれとくか・・・このペースじゃ持たないからな」 燕と結音はそこで一休みすることにした。 「暗くなるまでにどうにかしないとな」 頭の良い燕は、ここがすぐに違う世界だと言うことに気がついた。 「あんなの見たら、異世界だって思わざるを得ないよな」 そう、さっき燕と結音の頭上を大きなドラゴンが横切った。 「李亜とゆず・・・大丈夫かな」 「ゆずが付いていれば、余程のことがないかぎり大丈夫だろ」 「そうね・・・」
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