11人が本棚に入れています
本棚に追加
同時刻、燕と結音はとある山頂にいた。
「ちょっと燕!ここどこなのよ!」
「俺が知るか、とりあえず歩け」
「さっきからそればっかりじゃない!もう疲れたわよ!」
そう、彼らも柚希達同様に、光の渦に飲み込まれアスガルドに飛ばされていた。
「ちょっと休憩いれない?」
「少し休憩いれとくか・・・このペースじゃ持たないからな」
燕と結音はそこで一休みすることにした。
「暗くなるまでにどうにかしないとな」
頭の良い燕は、ここがすぐに違う世界だと言うことに気がついた。
「あんなの見たら、異世界だって思わざるを得ないよな」
そう、さっき燕と結音の頭上を大きなドラゴンが横切った。
「李亜とゆず・・・大丈夫かな」
「ゆずが付いていれば、余程のことがないかぎり大丈夫だろ」
「そうね・・・」
最初のコメントを投稿しよう!