魔法世界-アスガルド-

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その頃、柚希たちはケイに案内され、ギルドにきていた。 「ここが僕達のギルド『スレイプニル』だよ」 「へぇ~ここがギルドかぁ」 「なんだかファンタジーですね!」 それからケイがギルドの中へと案内をする。 中に入ると、たくさんの笑い声が聞こえてきた。 「ケイ!おかえり!」 まずギルドに入って人懐っこそうな顔の少年が話しかけてきた。 「やぁべんべん、今日も元気だね」 「べんべん・・・?変な名前だなぁ」 「ああ、彼もコードネームなんですよ」 「センスねぇな・・・」 この会話はべんべんには聞こえてはいないが、近くで聞いていた李亜は申し訳なさそうにしている。 そこでべんべんがケイの後ろにいた2人を指差してケイに聞いた。 「後ろの2人は誰だ?」 「この子たちは任務先で拾ってきたんです」 「お、おぉう・・・」 ケイはべんべんにまたあとで、と言って歩き出した。 それに柚希たちがついていった。
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