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「神隠し・・・怖いですね」
「まぁ俺なら大丈夫だろ!そんなの滅多に巻き込まれやしねーよ」
「そうだといいですね・・・」
柚希はそんな暗い空気を壊すかのように言った。
「そんな暗い話より、遊びに行こうぜ!」
「賛成ね」
「で、どこ行くんだ?」
柚希はどこに行くかまでは決め手おらず、しばし沈黙が流れた。
「決めてなかったのね・・・」
「みんなの行きたい場所に行こう!」
すると、燕が提案があったのか話を切り出した。
「なら、あそこに行かないか?去年よく遊んだよな」
「お!久しぶりにあそこに行くか!」
去年、四人がよく遊んだ場所がある公園だ。
四人とも、あそこと言えば伝わるので、いつもあそこと呼んでいる。
それから四人は歩いてその公園を目指した。
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