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竜牙は驚きを隠せなかった標高7000mだと普通、天井がない物体ましては木でできたものが壊れず残っている有り得ない現象そしてなにより普通に息ができることに驚いた
「どうです?信じましたか?」
「ああ。俺の世界では有り得ない現象が目の前で起きるとな。疑問は山ほどあるがな」
「疑問とは?」
「何故こんな普通の船が空に浮かぶのか。ましてや何故息ができ寒さを感じないのか。」
「そうですね。全て魔法のおかげなんですよ」
「ハハ魔法…か、ここが異世界ならしょうがないか」
「あなた・・・いや竜牙君私達の仲間になりませんか?」
「・・・仲間、いや折角だがやめておく」
「何故?いくあてなどないでしょう。遠慮はいりませんよ」
「迷惑だろ?俺のような紅の髪をしたやつなんて。きみが悪いだろ」
「フフ。そんなことですか」パチン
船長は笑いながら指をならした
「笑いごとじゃ・・・え、黄緑は?」
「私の本来の髪の色ですよ」
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