第0章 日々

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チュンチュン 閉じられた窓の隙間から鳥のさえずりと朝日が入りこみ独りの青年を照らした 「朝…か」 この朝からテンションの低い青年こそこの物語りの主人公である龍炎竜牙〔リュウエンリュウガ〕である 「学校行かないとな…準備するか」 竜牙は学校の用意を終えて学校に向かった ヒソヒソヒソヒソ (また…か) 竜牙は登校途中絶対と言っても言い過ぎではないくらい人に指を指されヒソヒソ話の対象となっていた ガラガラ 「あいつまた来たぞ」 「マジ来るなよな」 「あいつ悪魔みたいにキモいよな」 「馬鹿聞こえたら殺されるぞ」 (どう…して?俺が何かしたのかよ) 竜牙は髪が血の色を連想させるような紅で瞳が蒼色と日本人離れしており顔は黄色人種特有の顔立ちでその容姿から恐れ嫌われていた .
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