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医務室につくとまだ青年は意識がなく運んだ人がちょうど布団を掛けたところだった
「ご苦労さんです。わてら変わりますは」
「お!サンキュー」
そういって男性は出て行き医務室にはゲイルとリオナと青年だけになった
「見てゲイル。この人髪が真っ赤、染めたにしては色がハッキリしてるし地毛みたいね」
「ほんまにな。つうことは魔術師の可能性があるちゅうことかいな」
「そうね。変な服装してるけどね、あとそれソルベンシーじゃないの?」
「ほんまや!!見たことない型やけどソルベンシーみたいやわ」
「なら多少は納得ね」
「なにがや?」
「バカね。異会の扉から出てきたわけよ」
「ほほう。バカとはいってくれますな」
「ハイハイ。で話すけど異会の扉は何故か上空にしか現れないのよね」
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