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学校に着いた。
なぜだろう。なんかがいつもとちがう感じがする。
「なあ浩人、今日なんか静かじゃね?」
「そう!おれもそうおもったんだ~」
階段を上がり教室に入る。
「おっはよ~~~!」
浩人が言う。
「よ・・・よお浩人・・俊憲もいたか・・・」
そういうのは男子出席番号1番東 健吾だ。
「どうしたんだ健吾~?なんか暗いなみんな~」
浩人が訪ねる。
「今日・・・学校来てるのオレらと2組のやつらと担任の徳永だけらしいんだ・・・」
「はー?なんだそりゃ~ うっける~」浩人が笑う。
俺は思った。だから今日は誰も見なかったんだと。
「ちょっと浩人!笑い事じゃないのよ!」
女子出席番号9番の新井田桜子だ。あいつは女子の中でもボス的存在だ。俺とは結構なかがいい。
「先生方が電話かけてもでないんだよ浩人?!みんなが心配じゃないの?!」
そりゃあみんな心配だろう。
そんな思いにふけていた時、状況は一変する。
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