出会い。~司~

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美上 椿。 私は、今日彼氏と別れた。 そして、ある人と出会った。 今日、彼氏に「「別れよう」」って言われて、強がって 「いいよ」って、言ってしまった。 そのまま、屋上に来てしまった。 屋上には、滅多に行かない。 幼なじみの、お兄ちゃんが言ってた。「「屋上には、絶対行かない方が、ぃぃ?ヤバい奴が、居るから…。」」って、言ってた。けど、私は今屋上に居る。そんな事を、考えて泣いていた。 そしたら、いきなり声を掛けられた。 「「どーした?」」 なんか、ヤンチャな人ぽっい。 いや、完璧ヤンキーだよ? ってか、めっちゃかっこいいんだけど…。背めっちゃ高い?私が低いのかなぁ?。何か言わなきゃ…。 「何でもなぃです…。」 自分では、何でもあるから泣いてるんぢゃん?って思った。 えっ?何で私ビビって敬語なの? 不思議で仕方ない。まぁ、いいや。 それにしても、この人かっこいい。 彼女居そうだなぁ。彼女いたら、怒られちゃいそう。 「「話聞くよ?」」 えっ?今、貴方何ておっしゃいましたぁ?話聞くよ?馬鹿ぢゃないの? 好きになっちゃうぢゃん?返す言葉が、なぃ。そしたら、 「「俺なんかに、話たくねぇーよな?ごめんな?」」 彼は、悲しそうな顔をした。いや、聞いてくれるなら…。 「迷惑だから、いいです。」 「「迷惑なんかぢゃ、ねぇーよ?」」 「ぢゃぁ…。」 私は、今日あった事を全部話した。 そしたら、 「「こんな、可愛いコ振るなんて、どーかしてんぢゃね?」」 はぁ?えっ今何て…。 私の顔は、一瞬で真っ赤に染まった。 「そんな、私可愛いくないですから?そもそも、私が可愛いくないから、振られたんですよ?」 「「名前何て言うの?」」 「美上 椿です。」 「「椿ちゃん?可愛い名前だね。 俺は、田村 司。」」 「つかさくん…。」 「「君ぢゃなくて、ぃぃょ?タメでしょ?」」 「1年です。」 「「俺、2年。」」 「なら、先輩で?」 「「呼び捨てで、ぃぃょ?」」 「いや、先輩なんで?」 「「まぁ、ぃぃゃぁ」」 司先輩かぁ。 かっこいい名前。そして、かっこいい顔。この人となら、この先何があっても乗り越えられそう…。
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