~さくちゃんと恭介~

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3年前… 私が中学3年のとき。 私が学校へ行こうと、ドアを開ければ、 「さくちゃん!!おはよ。はよ学校行くでっ!!」 元気で明るく笑うあなたの声が聞こえてた。 その声は私の中でいつの間にか当たり前で。 この声が聞こえなくなって初めて思ったこと。 私は“悲しい”んだって。 私にはもう聞こえない。 “さくちゃん”って呼ぶあなたの声。 .
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