1 ただ好きなの

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ここはある場所の一室 「脱いで…裸を見せて」 「やだ…やめて。離して」 彼は私の手首を掴み、 体の行動を許してくれない。 掴んでる手は力強く、大人の男の人だとわかるぐらい。 「痛いよ、…きゃっ!」 「キスしようよ?エッチしよ、舐めてくれる?」 「離れて…!」 彼こと森田司…司は私の体を自分の体とくっつけ、抱き締める形となった。 私は必死にもがきながらも、力は勝てる訳もなく諦めた。 「キスしよ 「どうして?司、彼女いるじゃん!彼女いるのに悪いと思わないの?」 「おもってるよ?」 「ならやめてよ…う゛ぅ…。」 とうとう我慢しきれずに、目から熱いモノが溢れ零れ落ちた。 司は呆れながらも、こっちを見て行動を止める気配がない。 性欲には勝てないのか。 司は私を見て捨て台詞を言った。 「春が誘惑するから………」 「し、してないっ!………」 速攻訂正したものの、彼には効かず 分かってもらえない。 自分でさぇ言ってることが 分からなくなってきた。
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