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「んっ…んんっ…ん」
「もっと……。」
彼の唇で私の唇が覆われ、
何度も何度も唇を重ねた。
「や……んっ…んっハァ…んっ。」
息をすることもさせてくれない。
苦しくて息をきちんと吸えなく
体が酸素を求めるために唇を離そうとしているのに、びくともしない。
私の頭は彼の右側の手でしっかり、押さられており私は離れられない。
何度も何度も私の手が司の胸を押しながら、もがいているのに、逆効果でだんだんと司の舌が潜り込んできている。
「ひゃあ…んっんんっあっ…」
唇と唇の隙間から漏れる甘い声。
部屋には私と司以外他に誰もいない。
私の声は自分で分かるくらい響いていた。
顔が燃えるように熱く恥ずかしくなり、顔を下に向けようとする。
司に顔を見られたくないため、顔を隠す。
だけど私の意思とは真逆でその度に司の指が顎を持ち顔を上げさせられる…………。
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