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入ってきたのは数学の高島・・・ではなく全身を迷彩服に纏わせた軍隊のような人、約10人だった。
みんなその男たちが来た瞬間静まり返り、混乱をみせる。
男たちの腰には、誰が見てもわかるように拳銃も仕込まれてある。
それが余計に俺たちを緊張させた。
「あんたたち・・・な・・・何モンだよ???」
クラスのムードメーカー・・・浜田 徹(はまだとおる)がみんなを代表して、おそるおそる男たちに聞いてみる。
すると男たちは教室の前にズラリと並び出した。
その中の一番教卓に近い赤いミット帽を被っている男が質問に答えた。
「え~はじめまして。私たちは日本政府直属部隊の少年保護係部隊、GPと申します。
これよりあなたがた2-Bの生徒の監視と、あなたがたのゲームを公平にジャッジするためにと任命されました。どうぞよろしくおねがいします。」
「「「「「「「「「よろしくおねがいします」」」」」」」」」
赤いミット帽を被った男が挨拶をすると同時に左右に広がった男たちも俺たちに向かって挨拶する。
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